初心者のための上方伝統芸能ナイト
ぼこです◎ いろんなところにでかけます。
伝統芸能といわれるものはたくさんありそうです。
きのう、大阪の山本能楽堂で定期的に開催している「初心者のための上方伝統芸能ナイト」に行ってきました。
きのうのプログラムは、講談・お座敷遊び・素浄瑠璃・落語の4種類。
このなかでわたしが初めて見たのは、「お座敷遊び」と「素浄瑠璃」でした。
お座敷遊びは、3人のお客さんも舞台にあがって、いっしょに「とらとら」をあそびました。
お酒の場ではどうなのかわかりませんが、舞台上ではすごくほのぼのゲーム。
とってもきれいな芸妓さん、三味線の地方さん、お茶屋の若旦那さん、そしてわたしたちも伝統芸能の一部になれました。
素浄瑠璃は、文楽(=人形浄瑠璃)の人形がいない版です。
文楽は2・3回見たことがありますが、見るところがいっぱいあってきょろきょろしてしまうのと、人形が夢に出そうな動きをするのでちょっと敬遠気味でした。
その点、素浄瑠璃は太夫と三味線に集中できるし、怖くありません。
言葉はちょっとむずかしいけど、牛若丸と弁慶の話だったし、字幕スーパーもありました。
顔の表情は変わらないのに、声の調子が一気に変わるところがおかしかったです。
講談は、「八百長問題」に絡めて(?)の「谷風(たにかぜ)人情相撲」
落語は、演者の桂ちょうばさんのお師匠さんの競馬好きに絡めてバクチの話でした。
どれも、親しみやすい演目を選んでくださっているようです。
演者さん自身による解説もあります。
さらにおいしいおこわとお茶までいただけて、雨のなか、大・大・大満足で帰ってきました。
※大阪・谷町四丁目。 山本能楽堂
国登録有形文化財。いろん企画をされています。
※いただいたおこわ飯は、「とん蝶」(御菓子司絹笠)。
お芝居を見に来た感を盛り上げます。旅のおともにもなりそうです。