エレジー〜父の夢は舞う〜

 でこです☆ 文化の秋ですね。

 先週、可児市文化創造センターで 
 
 *「エレジー〜父の夢は舞う〜」
  (作:清水邦夫作,演出:西川信廣演出,主演:平幹二朗

 を観てきました!

 もう10年以上前になるでしょうか、岐阜労演例会の「弟よ」・「洪笑」に驚かされて以来、気になっている劇作家・清水邦夫さん。
 
 たまたま手にしたフリーペーパーに「清水邦夫」の文字を見つけた時、そんな驚きの記憶がよみがえりました。
 そういえば、最近は彼の作品に触れる機会がなかったなあ…。
 
 公演日はもう目前…でも、気になって、気になって、電話して、予約して、観に行ってしまいました!!
 
 この作品は、凧作りが趣味の主人公を中心に、ありそうでありえない? なさそうでありえる? 複雑な家族ドラマ・人間ドラマを描いています。

 主人公の部屋に飾られたいろんな凧、それ以上に個性的なクセのある登場人物が出てきました。
 そして、見えない踏切と聞こえない警報音。

 正常と狂気、日常と非日常、生きることとは?
 そのはざまで、観ているわたしも、凧のように揺らされ続け、なんだかすこし乗り物酔い…?!
 
 以前の2作品とは違った不思議な後味に、清水邦夫ワールドの奥深さを感じました。
 次はいつ彼の作品に会えるかな?楽しみです。

 主人公の息子の義理の伯母さん役を演じた角替和枝さん。
 ワンピース姿で登場した瞬間、会場からため息がもれました…かわいい(●^o^●)!

  *可児市文化創造センター
    alaCollectionシリーズNo.4 エレジー〜父の夢は舞う〜