第287回例会 「さんしょう太夫」の感想 byでこ☆

でこです☆

説教師たちが説教節を唱えてやってきた
旅装束をほどいた瞬間
色鮮やかな着物姿のあんじゅとづし王が現れ
ここからものがたりが始まった

あんじゅの祈りが づし王の焼印を消し脱走させ
づし王の祈りが お母さんの目を開かせた
でも祈ったのはあんじゅとづし王だけではない
村人たち 奴婢たち みんなの祈りと協力があって
づし王は国司となり奴婢たちを解放できたのだ
あんじゅは死んでしまったけど…

にんげんはいつの時代も
困っている人を応援し
力をあわせて夢を実現してきた
そして信じることはパワーになった

金鉦(きんしょう) びんざさら 銅鑼などの古楽器
信じることと祈ることと重ねあわせ

祈りのステージを終えた説教師たちは
もとの旅装束に戻り
また別の時代へ旅立っていくようだった