例会の感想

第288回例会 「白バラの祈り」の感想 byでこ☆

でこです☆“生粋のドイツ人 女学生 抵抗の物語” “ナチ下のドイツ ひとつの真実”数年前「白バラの祈り」を映画で観て すでにそのストーリーに衝撃を受けていた私は脚本を翻訳した吉原さんの講演(岐阜労演の定期総会にて)や ゾフィ役の桜井さんのお話(“楽し…

第288回例会 「白バラの祈り」の感想 byぼこ◎

ぼこです◎ゾフィーはギロチンで処刑されてしまいましたゾフィーが潔く死を受け入れたように見えたのは 生きる希望があったからだと思いますだから死が現実になったときの ゾフィーの絶望を思うと心が痛いですけれど生き延びた人たちはその絶望に添い 何度も…

第287回例会 「さんしょう太夫」の感想 byでこ☆

でこです☆説教師たちが説教節を唱えてやってきた 旅装束をほどいた瞬間 色鮮やかな着物姿のあんじゅとづし王が現れ ここからものがたりが始まったあんじゅの祈りが づし王の焼印を消し脱走させ づし王の祈りが お母さんの目を開かせた でも祈ったのはあんじ…

第286回例会 「長崎ぶらぶら節」の感想 byでこ☆

でこです☆ 長崎の丸山遊郭の芸者、愛八の一生。 家計のために遊里に売られてきた愛八。 孤独や悲壮感より、「芸が習えることがうれしい!」とひたすら前向きな少女だった。 言葉どおりに芸を磨き、芸者になった愛八。 「芸以外ではお金はもらわない!」とい…

第286回例会 「長崎ぶらぶら節」の感想 byぼこ◎

ぼこです◎ お座敷で舞う、愛八さんはきらきらと輝いてきれいでした。 お座敷の外の愛八さんも、かっこよかったです。 なのに、年老いた愛八さんは、孤独で、貧しくて、 ちょっと近づけない…そんなおばあさん。 このギャップはショックでした。 腰の曲がった…

第285回例会 「どん底」の感想 byでこ☆

でこです☆ 舞台をみるとき、いつもは知らず知らずのうちに 登場人物に“YES”“NO”を言いつつみていたようだ。 舞台「どん底」は、そんな見方から私を解放してくれた。 それはバレエ?ダンス?ミュージカル?を想わせる舞台で 連続する流れにのまれて混沌…

第285回例会 「どん底」の感想 byぼこ◎

ぼこです◎ 「どん底」すこしむずかしかったです。 登場人物の名前が聞きなれず、誰が誰だかわからなくなってしまいました… *ゴーリキー原作「マンガで完読 どん底」(日本文芸社,2009) 1ヶ月前の舞台の記憶が今くっきりとよみがえります。 マンガではあり…

第284回例会 「女たちのジハード」の感想 byでこ☆

康子さん・リサさん・紗織さん・紀子さん・みどりさんへ お元気でお過ごしのことと思います。 すでに定年の齢になった私にとって娘や孫ほどのあなた達が、悩み、夢をみ、人生をつかみとっていく姿に、ハラハラドキドキ!また笑ってみていました。 これからの…

第284回例会 「女たちのジハード」の感想 byぼこ◎

ぼこです◎ カイロを貼って、ブーツをはいて、毛糸の帽子をかぶって、例会に出かけました。 舞台の上の「女たちのジハード」は、自分の思い出と重なるところがありました。 思い出にふけりすぎて、途中、お芝居を忘れてしまう瞬間が…。 たぶん、お芝居に共感…

第283回例会 「妻と社長と九ちゃん」の感想 byぼこ◎

ぼこです◎ 息子さんはむちゃくちゃイヤなヤツだけど、むちゃくちゃかわいそうな人だと思いました。 そして、こんなんなっちゃたのは、お父さん(社長さん)のせいだと思いました。 社長さんは、息子さんだけでなく、佐和子さんにも、九ちゃんにも、昭和文具…

第283回例会 「妻と社長と九ちゃん」の感想 byでこ☆

でこです☆ グローバル化時代の中で、老舗の昭和文具を変革しようという息子たちに圧され、孤立する社長。 そんな社長を支えてきたのは、妻の佐和子さんと、会社ではオチコボレのように言われている九ちゃんだ。 社長は亡くなり、佐和子さんと九ちゃんは昭和…

第282回例会 「ミュージカル天切り松」の感想 byでこ☆

でこです☆ 歌あり、ダンスあり、手品あり・・・話のすじは“先取り企画”で聞いていたのに、おどろき、わくわくの3時間だった。 舞台装置はシンプルだが、格子の向こうに演奏者がいて、すべての音楽は生演奏、階段が端から中央へと動いて、役者さんが上へ下へ…

第282回例会 「ミュージカル天切り松」の感想 byぼこ◎

ぼこです◎ 客席から「とん平さんかっこいい!!」とかけ声がかかってから、空気が変わったように思います。 あそこからすごくおもしろくなりました。 日本人の日本人による日本人のためのミュージカルというのがなんとなくわかった気がしました。 お風呂には…

第281回例会 京楽座「しのだづま考」の感想 byでこ☆

でこです☆ 台風がちょっと心配だった19日に鑑賞しました。 安倍保名は優しい人だ。 狐狩りで追われる女狐を助けた。 妻がその恩返しのキツネだとわかっても、「童子丸の母にはちがいない、戻ってくれ」と頼む。 そしてキツネ葛の葉の想いをうけとめ、ひとり…

第281回例会 京楽座「しのだづま考」の感想 byぼこ◎

ぼこです◎ 21日お昼の例会で鑑賞しました。 キツネの葛の葉さんは、保名(やすな)さんと童子丸(どうじまる)のことが忘れられなかったと思います。 そしてきっと、葛の葉さんは、信太の森から京都の糺の森か吉田山かに移り住んで、そこから童子丸=安倍晴…

第280回例会 劇団俳優座「リビエールの夏の祭り」の感想 by ぼこ◎

ぼこ◎です。 アヤコさんがタツヤ(多分)さんに次々と質問するところはちょっとつらかったです。アヤコさん、こわかったです。 このまえ、美術館で香月泰男の絵を見ました。香月さんはシベリア抑留の経験をたくさんの絵に表現しましたが、このシベリア・シリー…

第280回例会 劇団俳優座「リビエールの夏の祭り」の感想 by でこ☆

でこ☆です。5月24日に「リビエールの夏の祭り」を見ました。 映画「かくも長き不在」は10年前にビデオでみました。 字幕スーパーだったせいか静かな映画でした。 トラックにひかれそうになって両手をあげたときの男の形相が今でも目に浮かびます。 その…